第54回全日本選手権 in 平和島〜平和島競艇場・多摩川競艇場・江戸川競艇場・東京支部非公式ホームページ

第54回全日本選手権 シリーズ展望
東のメッカで迎える伝統の一戦は、本命不在の大混戦シリーズ!
前年度覇者・魚谷智之と新競艇王国・静岡支部の図式となるか!?

魚王・魚谷智之はSG3連覇を狙う 東都のエース・濱野谷憲吾、貴公子・山崎智也、王者・松井繁、光艇・今垣光太郎、ホワイトシャーク・白井英治、名人・大嶋一也、平和島ダービー王・原田幸哉・・・モーターボート記念と全日本選手権の前検日が29日しかなく、たった一日だけフライング休みにかかってしまい、彼らは出場することが叶わなかった。今年のダービーは本命不在の大混戦シリーズとなることは必至。誰が勝ってもおかしくない、戦国SGが東京ベイ・平和島競艇にやってくる。

 しかし、その群雄割拠のシリーズから頭一つ抜けている男が居る・・・前年度覇者の魚王・魚谷智之だ。元々自力は持っている選手だったが、昨年の選手権戴冠から確実に一枚も二枚も抜けた感がある。今年は堂々の勝率1位選出を決めたが、これは出場辞退組を含めてもトップの数字で、魚谷の充実ぶりがうかがえる結果に。いま、まさに脂が乗りに乗っている食しごろで、今村豊以来およそ20年ぶりとなるダービー連覇、そして、達成すれば史上3人の快挙となるオーシャンカップ、モーターボート記念に続くSG3連続優勝の偉業も、この男ならあっさりとやってのけるかもしれない。

競艇王国静岡を牽引する新艇王・服部幸男 そんな魚谷の独走に待ったをかけるとすれば、ドリーム戦に4人もの選手を送り込んできた新競艇王国・静岡支部の面々か。中でも新艇王・服部幸男は黄金期に勝るとも劣らない輝きを放っており、あとはタイトル戴冠で復活をアピールするだけ。平和島、そしてダービーとくれば舞台は整ったも同然。帰ってきた革命児が、再び伝説のウォーターフロントを演出するか。さらに服部に続けと金子良昭野長瀬正孝渡邉英児らもまだまだ成長期な様子で虎視眈々と覇を狙い、昨年の活躍も記憶に新しい重野哲之は得意のスピード戦で記念初制覇を目論む。そして、初めてSGの舞台で顔を揃えた三羽烏・横澤剛治坪井康晴菊地孝平にも注目が集まる。

銀河系軍団の一番星・井口佳典がSG初制覇へ平和島にダービーの組み合わせとくればやはりニューヒーロー誕生を待たずにはいられないが、まず真っ先に名前が挙がるのは井口佳典だろう。エリート揃いの銀河系軍団のなかでも、そのポテンシャルの高さはナンバーワン。3月の総理杯でも劣勢モーターを跳ね返し優出するなど、当地との相性も問題ない。将来の競艇界を背負って立つ男だけに、「平和島ダービーでSG初優勝」の筋書きがよく似合いそうだ。
 当地では無類の強さを見せる中岡正彦も外すことは出来ない存在。8月のキリンカップでは苦戦するシーンも見られたが、最後はキッチリと優勝をその手に収めた。SG初出場で初優勝、一般戦3連続優勝に5連続優出。走れば何かを起こす平和島の中岡から目を離せそうもない。
 そして、最後は地元からただ一人の参戦となってしまった高橋勲に期待したい。東京支部全滅もささやかれた今シリーズだが、自身も絶望的な位置ながら気合の勝負駆けで出場権を手に入れた。かつては艇界の七不思議とまで言われた無冠の高橋だが、大願成就へこれ以上ない最高の舞台が整った。地元ファンの声援を一身に受け、栄光の旗を掴み取ることが出来るか。

2007.09.03UPDATE